FP2級のCBT試験は、休止期間を除いてテストセンターの空き日時から予約できます。ただし、「いつでも受けられる」わけではなく、申込期限・休止期間・本人確認書類・持ち込みルールを事前に確認する必要があります。
2026年度は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)のどちらも2級をCBT方式で実施しています。この記事では、公式情報に基づき、申込から試験当日、結果発表までを順番に説明します。学科と実技の出題内容を知りたい方は別途FP2級の勉強時間と学習計画も参考にしてください。
公式情報確認日:2026年10月31日。申込方法や会場の運用は変更される可能性があります。
FP2級CBTの2026年度試験日程と休止期間
2026年10月31日時点で、今後の主な実施期間と合格発表日は以下のとおりです。会場によって予約可能な日時が異なり、満席の場合は希望日を選べないことがあります。
| 試験実施期間 | 合格発表日(公式予定) |
|---|---|
| 2026年11月1日~11月30日 | 2026年12月15日 |
| 2026年12月1日~12月27日 | 2027年1月19日 |
| 2027年1月6日~1月31日 | 2027年2月16日 |
| 2027年2月1日~2月28日 | 2027年3月15日 |
| 2027年3月1日~3月24日 | 2027年4月15日 |
休止期間は2026年12月28日~2027年1月5日、2027年3月25日~3月31日です。2026年5月24日~31日も休止期間でした。日程は日本FP協会の公式試験日程ときんざいの公式日程で確認できます。

受検日の予約は原則3日前まで
日本FP協会では、受検日の属する月を含む4か月前の月初から、受検日の3日前まで予約できます。きんざいも受検日の3日前までの申請を案内しています。どちらも予約可能な会場・時間はその時点の空き状況によります。
学科と実技を同日に受けることも可能ですが、同日に受けることが必須ではありません。仕事の予定や学習状況に合わせて受検日を決めてください。科目の組み合わせや免除申請がある場合は、申込画面の案内をよく確認しましょう。
FP2級CBT試験の申し込み方法【4ステップ】
ステップ1|受検資格を確認する
FP2級には所定の受検資格があります。FP3級合格、FP業務の実務経験2年以上、AFP認定研修修了などの条件を満たす必要があります。自分がどの条件で申請するかを先に整理してください。詳細はFP2級の受検資格ガイドで確認できます。
ステップ2|実施団体の公式ページから受検者アカウントを作る
日本FP協会ときんざいは、いずれもCBTソリューションズの受検者向けシステムを利用します。ただし、受検する団体の公式案内から正しい申込先へ進むことが重要です。氏名・生年月日などは、当日提示する本人確認書類と一致するように登録します。
ステップ3|学科・実技科目、会場、日時を選んで決済する
学科のみ、実技のみ、両方など、必要な科目を選択します。実技は日本FP協会の「資産設計提案業務」と、きんざいの4科目で内容が異なるため、科目名を必ず確認してください。会場・日時を決め、支払手続きを完了させます。
2026年度の受検手数料は、学科5,700円、実技6,000円(いずれも非課税)です。両方を受ける場合の受検手数料は11,700円ですが、決済に伴う事務手数料・払込手数料は別途かかる場合があります。
ステップ4|予約内容と本人確認書類を確認する
日本FP協会・きんざいともに受検票は発行しないと案内しています。申込完了後はマイページや予約完了メールで日時・会場・科目を確認し、本人確認書類の原本を準備します。氏名や生年月日の登録ミスは、受検できない原因になるため注意してください。

予約の変更・キャンセルはいつまで?
両団体とも、原則として受検日の3日前まで日時・会場の変更やキャンセルを受け付けています。ただし、変更できる期間やキャンセル手数料は団体によって異なります。日本FP協会は初回申込日から最長1年間、きんざいは最長120日間の変更期間を案内しています。
日本FP協会では、学科・実技をセットで予約した場合、片方だけのキャンセルはできません。きんざいでも併願予約の場合は片方だけをキャンセルできない旨が案内されています。申込前に試験日を慎重に決めましょう。
キャンセル時の手数料や返金条件は、各団体の公式要綱と申込画面で必ず確認してください。受検手数料の全額が無条件で戻るわけではありません。
試験当日の持ち物は?電卓や筆記用具は持ち込める?
最も重要な持ち物は、有効な本人確認書類の原本です。原則として顔写真付きで氏名・生年月日が確認できるものが求められますが、認められる書類の種類や組み合わせは、受検先が案内する本人確認書類一覧で確認してください。
| 物品 | 試験ブースへの持ち込み・利用 |
|---|---|
| 本人確認書類の原本 | 受付で提示が必要 |
| 自分の電卓 | 持ち込み不可。画面上の計算機を利用 |
| 自分の筆記用具・メモ用紙 | 持ち込み不可。会場貸出品を利用 |
| スマートフォン・腕時計 | 試験ブースへの持ち込み不可 |
| 参考書・ノート | 試験ブースへの持ち込み不可 |

私物はテストセンターの鍵付きロッカー等に保管します。試験中の計算はパソコン画面に表示される計算機を使用できます。試験当日に初めて画面操作をすると時間を使いやすいため、事前にパソコン上で計算する練習をしておくと安心です。
試験当日の流れと注意点
- 会場・日時を再確認:予約した会場以外では受検できません。交通経路と到着時刻を前日までに確認します。
- 開始30~15分前を目安に到着:両団体ともこの時間帯の来場を案内しています。余裕を持って移動しましょう。
- 本人確認と受付:本人確認書類を提示し、私物を預け、係員の指示に従います。
- パソコンで受検:学科は120分、実技は90分です。計算問題では画面上の計算機を利用できます。
- スコアレポートを受け取る:試験後に得点を確認できますが、正式な合否は後日の合格発表で確定します。
遅刻は試験開始から30分まで認められる案内がありますが、遅刻しても終了時刻は延長されません。「30分までなら問題ない」と考えず、余裕を持って到着することをおすすめします。
試験後の点数と正式な合格発表は違う
CBTでは試験後にスコアレポートを受け取れます。しかし、その場で正式な合否が確定するわけではありません。合格発表日に受検者ページで結果を確認し、必要に応じて合格番号や一部合格番号を控えましょう。
学科または実技の片方だけ合格した場合は一部合格となり、期限内に免除制度を利用できる場合があります。日本FP協会では、合格した試験実施日の翌々年度末までの免除を案内しています。免除手続きの方法は団体と受検履歴によって異なるため、公式要綱を確認してください。
学習方法も比較したい方へ
再受検に備えて学習方法を見直す場合は、講座の教材形式・質問対応・実技科目への対応を比較しましょう。講座受講だけで受検資格が得られるとは限りません。
申込前に防ぎたい5つの失敗
- 受検資格の確認不足:3級合格前に2級へ申請しようとするなど、申請時点の条件を見落とさない。
- 実技科目の選択ミス:教材と違う科目で申し込まない。決済後の科目変更には制限がある。
- 本人確認書類の不一致:マイページの氏名・生年月日と書類を照合する。
- 休止期間の見落とし:年末年始など、受検できない期間がある。
- 電卓持ち込みの誤解:私物の電卓は試験ブースで使えない。
FP2級CBTのよくある質問
Q. FP2級は自宅のパソコンで受けられますか?
いいえ。CBTは指定されたテストセンターのパソコンで受検する方式です。自宅で受けるオンライン試験ではありません。
Q. 2026年11月に受けた場合、合格発表はいつですか?
日本FP協会・きんざいの公表日程では、2026年12月15日が合格発表日です。変更の可能性があるため公式サイトで確認してください。
Q. 試験当日に電卓を持参する必要はありますか?
試験ブースへの私物電卓の持ち込みは禁止です。画面上の計算機を利用します。
Q. 学科と実技は別の日に受けられますか?
はい。学科と実技は別日で受検することもできます。ただし、一部合格の免除や予約条件を確認してください。
Q. 試験直後のスコアレポートで合格確定ですか?
いいえ。スコアレポートで点数を確認できますが、正式な合否は後日の合格発表日に確定します。
まとめ|受検資格・申込期限・本人確認書類を先にチェック
FP2級CBTは、休止期間を除き希望する会場・日時を選べる試験です。まず受検資格を確認し、実施団体と実技科目を決めてから、原則受検日の3日前までに予約します。当日は本人確認書類の原本を持参し、開始30~15分前を目安に会場へ向かいましょう。
FP2級を受けるか迷っている方はFP2級のメリット・デメリット、学習期間を組み立てたい方はFP2級の勉強時間と学習計画をご覧ください。
参考情報・確認日
最終確認:2026年10月31日。予約可能日時・手数料・本人確認書類は申込先と会場によって異なる場合があります。最新の公式案内を確認してお申し込みください。